人間力を高めよう

~ 良い人とはどういう存在か ~
自己トレーニング】で、よい営業マンになるための心構えとして5つのポイントをご紹介しました。
(1)商品を圧倒的に信頼している、
(2)礼儀正しく、マナーもよい、
(3)誠実で・謙虚な態度、
(4)行動力・提案力がある、
(5)なによりも笑顔がよい。
以上の5つです。
これらのポイントを実践していくと自ずと『人間力』が高まっていきますが、この人間力が営業にはとても大切なチカラです。
今の時代、どこでも何でも売ってます。

インターネットで検索すれば過去のモノでも、流行の最先端のモノでも簡単に探し出せて、その殆どがネット上で買えます。値段もおそらく店で買うよりネットで買う方が安いと思います。

お客様は買うものを決めたら、次は「誰から(どこから)買うのか」を考えます。多くの方は価格が一番安いか、自分にとって都合の良い店を選びます。

しかし、お客様が何らかの不安を感じられたり、懐具合にゆとりがあったりすれば価格や便利さよりも『信頼できるところで買いたい』と考えます。

大事な買い物になればなるほど信頼は重視されます。その商品を使う事を考えれば安易に値段や買いやすさで選ぶのではなく、信頼できる人や会社で選ぶのは当然ですよね。

つまり営業マンは会社を代表してお客様に信頼していただける人になって、選ばれる存在になるべきです。

仕事ができるのは当然ですが、それだけでは十分ではありません。「いい人だな」と思ってもらう事が何よりも大切なのです。人間力とはそうした「懐の深さ」や「人間として素晴らしい人だ」と評価してもらえることです。

良い人間とは『相手に媚びへつらう』ことではなく、相手のことをしっかりと尊敬し必要なときには手助けやアドバイスをしてくれる存在です。一緒に喜んだり、悲しんだり、親身になってくれる人です。
 『営業をうまくこなすため』のジェスチャーではなく、心の底から人の手助けや一緒に喜ぶことが出来るようになった時、お客様は心の底からあなたを信頼できる存在だと認めてくれるでしょう。

そういう存在になればあなたの話はどう聞いても「真実」であり、お客様は説明されたメリットを納得し、確実に商品は売れていくのです。